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39話 冷たい鍵の感触と、重い音を立てて開く背徳の扉

Auteur: みみっく
last update Dernière mise à jour: 2025-10-28 06:00:15

「……だって、告白して受け入れてくれたんだから……恋人だろ?」

 俺の言葉に、ユウカは一瞬きょとんとした表情を浮かべ、それから、思い出したように、声を弾ませた。

「……あ、そ、そうだったぁ! うんうん。恋人だね♪」

 俺の腕に抱きつくユウカの顔は、とても幸せそうで、俺の心も、温かさで満たされていくのを感じた。

「……その、人が少ない場所へいくとか……買い物デートするか?」

 俺がそう尋ねると、ユウカは、まるで頭の中で、俺の言葉の意味を理解しようとしているかのように、ゆっくりと呟いた。

「……人が少ない場所?」

 その純粋な反応に、俺は少しだけ、からかうように言葉を重ねた。

「んー……愛し合える場所ってこと……」

 その言葉は、まるでユウカの理性を溶かす呪文のようだった。彼女は、ふぁぁ……と、甘く、熱い吐息を漏らすと、全身の力が抜けたかのように、俺の腕に体重を預けてきた。

「……えぇ!? ……あぁ……う、うん。……そこ、いこ?」

 ユウカは、顔を真っ赤に染めながら、まるで夢遊病者のように、不安定な足取りで、俺に身を寄せてきた。俺は、その愛らしい、そして興奮したユウカの様子に、自然と口角が上がるのを感じた。

 俺とユウカは、二人で手を繋いだまま、俺の出身校である小学校へと向かった。たわいもない話をしながら歩いていると、やがて見慣れた校門が目の前に現れた。土日は一般開放されているため、校門は開いており、数人の子供たちが校庭で楽しそうにサッカーボールを追いかけているのが見えた。詳しいルールは覚えていないが、校庭が自由に使えたことだけは、はっきりと覚えていた。

 ユウカと手をつなぎ、校内へと足を踏み入れる。小学校の校庭を、愛する人と二

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